流速計
2-1:電磁式流向・流速計(INFINITY)
原理:ファラデーの電磁誘導の法則:「磁界を電導体が横切って運動する時、その電導体には電圧が発生し電流が流れる。」
→ 電導体である水が磁界を横切ると、その流体には流速に比例した起電力が生じ、その起電力と流速は一次式の関係となる。
2-2:ドップラ式流向流速計
原理:水中に超音波パルスを発信し、水中を浮遊する散乱体(プランクトンや塵など)からの反射音波の周波数変化(ドップラーシフト)から流速を求める。
2-3:ローター型 流向流速計
原理:無指向性ロータの回転をマグネットカップリングにより1/4回転ごとに積算。
油浸コンパス+大型ベーン(インターバルごとの瞬時流速)
測定原理
3-1:水温センサー
サーミスタ:温度によって電気抵抗が変化する材料(Therm ally Sensitive Trans istor (感温抵抗器)→ Thermistor)
3-2:電気伝導度センサー
塩分計測:海水中の電解質濃度(塩類)によって変化する電気抵抗値を計測
3-3:クロロフィル・濁度センサー
クロロフィルセンサー:植物プランクトンが光合成する際のエネルギー浪費として必ず放出されるクロロフィル蛍光の強度を測定
濁度センサー:発光部880nmのピーク発光波長をもつ近赤外光水中懸濁粒子からの散乱(反射)光強度を受光素子で測定( 後方散乱光検出方式 )
3-4:DOセンサー
RINKOセンサーとは:耐圧アクリル窓の外側にPSP[ 発光 ( 燐光 ) 物質 ]を塗布しており燐光時間の長短を位相差検知方式で検出 【高速応答型光DOセンサー RINKOシリーズ入門】 (弊社技術セミナー資料より)