RINKOシリーズ RINKOシリーズ

RINKOシリーズ

小径プローブDO計
ARO-PR

小径プローブDO計 ARO-PR

高速応答光学式DOセンサーRINKO®技術を応用した小径プローブDO(溶存酸素)計は、その高速応答性能(99%応答 < 7秒)を維持しつつ、検出膜直近に水温センサーを搭載し、DO瓶等に直接挿入するだけで高精度DO測定(国家標準にトレーサブルな特級標準ガスを使用して、検定を行っています。)を実現します。測定は試薬による固定を必要とせず、ガルバニ電極式センサーのように膜上での酸素消費がないため試水の撹拌も要りません。これにより大幅なDO分析時間の短縮を実現します。測定値は表示部に瞬時に出力され、数値をリアルタイムで確認することができます。
本製品は国立研究開発法人海洋研究開発機構との共同研究にて開発した商品です。

紹介動画

小型メモリーDO計
RINKO I

小型メモリーDO計 RINKO I

miniSDカード記録方式のモデルINFINITYデータロガーシリーズのDO計です。各種測定設定が可能ですので、係留観測の他、現在ご使用中の採水器、CTD等に取り付けて、同時観測が可能です。高速応答DOセンサーにより、これまで時間のかかっていた鉛直プロファイルが、短時間で観測可能となります。深度センサー付モデルもありますので、単独でのプロファイル観測も可能です。

RINKO III

RINKO III

深海多筒採水器のCTDシステムへの組込みをテーマに開発されたモデルです。DC12Vの電源供給を受け、DO、水温のデータが0~5Vのアナログ信号で出力されますので、CTDシステムの外部入力CHに接続いただくことで、御利用可能です。高速応答により、採水システムの運転に制限を与えることなく、連続した高精度なプロファイルデータが得られます。

高速応答DOセンサー搭載メモリーCTD
RINKO-Profiler

高速応答DOセンサー搭載メモリーCTD RINKO-Profiler

ポイント
①高速応答DOセンサー標準搭載
・観測時間の大幅な短縮
・より詳細なDOの鉛直分布の取得実現
②大容量内蔵メモリーでケーブル不要
③充電型リチウムイオン電池内蔵
④浸漬型コネクターで漏水不安解消(特許)
⑤最小10cmピッチでの鉛直観測が可能(深度トリガーモード)
⑥短期での経時観測可能(タイムトリガーモード)
⑦チタンボディで、腐食の不安解消
⑧空中約2.0kg/水中重量約1.0kgの小型軽量
⑨DO測定に関してはJIS K 0102に準拠

直読式総合水質計
AAQ-RINKO

直読式総合水質計 AAQ-RINKO

当社総合水質センサーAAQ1183シリーズが高速応答0.4秒の光学式DOセンサー(RINKO®)の完成により、AAQ-RINKOとして生まれ変わりました。DO測定については、これまで遅いセンサー応答速度の為、水中センサー部を一定時間測定水深で保持する必要がありましたが、AAQ-RINKOではCTD観測同様に、0.5m/秒の降下速度で鉛直測定が可能となり、作業時間の大幅な短縮とより詳細な溶存酸素の鉛直分布が取得できるようになりました。 測定項目は、これまでの水温、深度、塩分、クロロフィル、濁度、DO、pHの7項目に加え、光量子、ORPセンサーも同時搭載が可能となりました。 処理ユニットは、観測用途に合わせて3機種を用意しています。

メモリーCTD 高速応答DOセンサー搭載
RINKO-Profiler(3,000m仕様)

メモリーCTD 高速応答DOセンサー搭載 RINKO-Profiler(3,000m仕様)

RINKO-Profiler3,000m仕様(ASTD-3XTU)は、深海測定用に開発されたCTD測定装置です。最大3,000m水深相当までの鉛直プロファイルデータを取得可能で、CTDのほか、濁度やDOの測定も可能です。

自由落下式多項目曳航プロファイラー
YODA Profiler

自由落下式多項目曳航プロファイラー YODA Profiler

YODA Profiler(Yoing Ocean Data Acquisition Profiler)は、水質計 (電気伝導度、水温、深度、DO、クロロフィル、濁度) とウインチで構成される曳航式プロファイル観測システムです。
ブラシを付属したプロファイラーは、降下速度約0.2m/ 秒で安定して降下することができます。
また、ウインチでの巻き上げ動作により、降下と上昇を繰り返し行うことができるため,曳航中の連続的な水質パラメーター測定を可能にします。YODAProfiler、ウインチ共に小型軽量で、船舶に容易に取り付け可能です。観測データは、内部データロガーに記録され,浸漬型コネクター (特許) に通信ケーブルを接続することで,耐圧ケースを開けることなくデータをパソコンにダウンロード可能です。
YODA Profiler にはDOセンサーとして、高速応答のRINKO® が搭載されているため、自由落下による測定で高精度且つ高分解な溶存酸素空間分布を提供します。

アルゴフロート用RINKO 
ARO-FT(耐圧2,000m)/AROD-FT(耐圧6,700m)

アルゴフロート用RINKO ARO-FT(耐圧2,000m)/AROD-FT(耐圧6,700m)

ARO-FT/AROD-FTは全世界の海洋観測に使用されているアルゴフロート用に開発されたセンサーです。
アルゴフロートは一度投入されると最大5年程度は定期的に自動で鉛直観測するシステムで、ARO-FT/AROD-FTは高速応答を維持しつつ、長期安定に優れたセンサーです。
通信形態はRS-232C/UARTに対応していますので、アルゴフロートに限らずAUV等の様々な観測機器に接続可能です。

渦相関法用DO計
RINKO-EC

渦相関法用DO計 RINKO-EC

RINKO-ECは検出部先端の細径化を実現し、RINKOの最大の特徴である高速応答(90%応答0.5秒)DO膜と組み合わせることで、渦相関測定用に最適な設計となっています。
本体はチタン製で、小型でありながら堅牢性を有しています。
DO検出膜は連続200時間の測定が可能であり、ユーザーで交換、校正することができますので、メンテナンス性に優れています。