有害プランクトン検出センサー 有害プランクトン検出センサー

有害プランクトン検出センサー

有害プランクトン検出センサー HAI Sensor

有害プランクトン検出センサー HAI Sensor

有害プランクトン検出センサーは蛍光スペクトルのピークのシフトを利用して、赤潮の代表的な有害種プランクトンであるカレニア・ミキモトイとシャットネラ・アンティーカ/ マリーナの有無を判別できるセンサーです。
水産養殖が盛んな沿岸域で発生する有害赤潮、特にカレニア・ミキモトイとシャットネラ・アンティーカ/ マリーナは養殖魚介類を大量に死滅させ、甚大な漁業被害を招くため、漁業者は特別な警戒が必要です。
これまで水産試験場や研究機関などが、現場海域から採水したサンプルを検鏡するなど、種類を断定するまでにかなりの時間を要していました。しかし、本機器の導入により漁業者自らが観測し、容易かつ迅速に判別できるため、事前対策を行え、赤潮被害の軽減につながります。加えて、赤潮発生時期や終息時期も早期に予測できるため、養殖魚への給餌判断も正確になることで効率の良い飼育ができ、出荷量も向上すると期待される商品です。

特長:
①従来のクロロフィル計では検出不可能であった有害種の有無を検知
 対象種:カレニア・ミキモトイ、シャットネラ・アンティーカ/マリーナ
②深度センサーを装備し、鉛直測定により有害種の発生層を10cm層毎に検知可能
③独自のアルゴリズムにより細胞数密度を推定
④テレメーター用としてワイパー装備モデルも別途準備
⑤養殖漁業監視に有効:赤潮形成前の検知により餌止め、養殖いかだの移動など早期対策が可能
⑥AAQ-RINKOで実績のあるハンディーターミナルを採用。有害種の有無がその場ですぐに確認可能
 ※検出結果は100%保証するものではありません。採水検鏡により有害種の有無を判断ください