投込圧力式水位計は、1956年(昭和31年)より製作、販売を開始し、発売以来60年以上の長きにわたりご愛顧をいただいております。技術の発展とともに、改良改善を加え、また用途に合わせた各種モデルも製作し、現在に至っています。応用範囲が広く、流量計、水位差計などとしても利用いただいております。
-
1956年(昭和31年)
某市水道局より水位を測定する機器の開発依頼があり、水頭圧をベローズとバネで受圧し、ベローズの動きを差動トランスにより電気信号(交流信号)に変換して記録計に伝送する機器を開発。大気圧変動による誤差が生じたため、大気圧補正としての中空ケーブルを採用。投込圧力式水位計と名付け、同種商品としては日本初となる。 -
1970年(昭和45年)
出力をDC統一信号化、精度向上(±0.5%)。【SL-4型】 -
1976年(昭和51年)
検出器の小型化、耐雷性の向上。【SL-10型】 -
1985年(昭和60年)
伝送方式を2線式DC4~20mA、検出器の小型化、精度向上(±0.3%)。【SL-100型】 -
1989年(平成元年)
耐ノイズ性、耐食性(材質SUS316)向上、検出器の小型化。【SL-120型】 -
1990年(平成2年)
差動トランス方式を採用した深井戸用小径タイプを開発。【SL-500型】 -
1992年(平成4年)
調整作業の簡略化(中継箱へのアンプ集約)、精度向上(±0.25%)。【SL-130型】 -
1994年(平成6年)
集落排水事業に特化したマンホールポンプ用水位計を開発。【ML-100型】 -
1996年(平成8年)
薬液や海水でのニーズのため、耐腐食性(材質ハステロイC-22)の検出器を開発。【SL-710C型】 -
2003年(平成15年)
標準信号出力のマンホールポンプ用水位計を開発。【ML-122型】 -
2006年(平成18年)
主力機種をモデルチェンジ。精度向上(±0.2%)、変換器のプラグイン化。【SL-180型】